福冨諭の福冨論

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P2Pファイル共有ソフト

Winnyの技術」では3つの世代に分けて説明しています。P2Pを世代に分けるとき、Napstar型を第1世代、Gnutella型を第2世代とすることが多いような気がします。そして第3世代なんですが、DHT(分散ハッシュテーブル)を利用したものを第3世代とする場合(例: http://p2pwiki.ikejisoft.com/?%C0%A4%C2%E5)と、キャッシュや転送を利用したものを第3世代と呼ぶ場合があるようです。Winnyの技術では後者を採用しています。なおDHTと転送は両立できます(実装例があるかどうかは知りません)。新月はDHTは使いませんが転送を使うので、この分類だと第3世代ということになりますね。

私見ですがSkypeを語る人はDHTの有無を重視しているような気がします(そしてDHTの有無で世代を分ける)。僕自身は転送の有無が重要だと思っています。匿名性に関わってくるからなのですが、それを広く知らせたのはWinnyだったように思います。