福冨諭の福冨論

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オーバレイネットワークとゲートウェイの仕様変更

朔0.7に向けて - fuktommyの日記の詳細。

前記事では「クラスタリング」と呼んでいましたが、よく考えるとクラスタリングではなかったです。正確にはオーバレイネットワークですね。層が1つ増えました。

  1. IPのネットワーク
  2. 新月のネットワーク(隣接ノード)
  3. ファイル探索のためのネットワーク(探索ノード)
  4. ファイル更新のためのネットワーク(共有ノード)←これが追加された

それぞれの役割は次のようなものです。

隣接ノードのネットワーク
新月のメインのネットワーク。これに繋がっていると更新情報を受け取ることができる。ノード情報のやりとりもこのネットワーク上で行う。
探索ノードのネットワーク
仮想ファイルを探索するときには、隣接ノードとは別に保存してある探索ノードを利用する。隣接ノードのネットワークの上に作られたネットワークである。一般に隣接ノードは探索ノードに含まれる。
共有ノードのネットワーク
仮想ファイルごとに、そのファイルを共有するノードで構成されるネットワーク。ファイルが更新されたらこのネットワークに優先的に更新情報が流れる。

それからゲートウェイの仕様も変更することにしました。以前は手元にないファイルが参照されたらネットワークから自動的に取得していました。しかしネットワークに負荷をかけるか、自分の望まないファイルをキャッシュとして保存するか、どちらかを選ばなければなりませんでした。そこで「手元にないファイルを自動的に取得するユーザをIPアドレス単位で指定する機能」を追加しました。デフォルトでは無効になっています。