「はてなブックマーク - 月がでたでた月がでた - (トウのたった)ガールズトーク ブルー編」に書いた「坊ちゃんメソッド」ですが、
feather_angelさんの読み通り
外見や中身が分かりやすいあだ名をつけろということ
です。
ともむーんさんへの要求とかじゃないので、
「つけろ」じゃなくて「つける」ですけど。
恩師の受け売りですけど、 文章には「読みにくいと駄目な文章(新聞記事等)」と 「読みにくくてもそれが魅力となりうる文章(文学作品等)」があるんですね。 だからこの手の文章に対して 読みにくいから改めろとかいうのは野暮だと思ってます。 元記事の場合、会話の再現を優先すると 「藤原さんが〜」→「藤原さんどんな人なん?」 みたくしないとうまくいかないんじゃないかな、と。 なのでもし読みやすくすることを考えるなら、 こんな方法もありますよ、程度のことです。
例えば「女優位の社会における、喪が感じる欺瞞」という文章では A,B,Cと人物が出てきて、AとBが女性、Cが男性なんですけど、ちょっと混乱します。 この程度で混乱するのは小説を読む能力が落ちている、 ラノベ脳に罹っている可能性がありますが、それはどうでもいいです。 この場合は女性と男性で分けて、 「A子、B子、C」とすればもう少しわかりやすくなります。 なんか昭和レトロな感じがしますし、 男女で非対称になってしまうのが難点です。
「ファミレスにて」には研究室の後輩を登場させましたが、 もし書くならば
「Fuktommyさんじゃないですか。こんにちは」
Fuktommyと言います。○○君にはいつもお世話になっています。
よりも
「Fuktommyさんじゃないですか。こんにちは」
Fuktommyと言います。後輩君にはいつもお世話になっています。
の方が僕は好きですね。
「Fuktommyさんじゃないですか。こんにちは」
Fuktommyと言います。○○君(後輩の名前)にはいつもお世話になっています。
は野暮ったく感じます。 困ったことに後輩君の友人3名はあまり印象に残らなかったので、 本格的な坊ちゃんメソッドは使えないのですが。 このあたり増田はかっこいいですね。 「増田さん」があるときは自分のことを指し、 別のときは相手を指し、それが文脈からわかるなんて最高です。
没ネタなんですけど、就職活動の話題として
「弊社の他に“株式会社ライバル”にもエントリーしているそうですが、 どちらからも内定が出たらどうします?」
御社もライバル社も魅力的ですので…
「やはり給料のよい方ですか?」
いやいや、ちょっと待ってくださいよ。
というのを考えていたんですけど、 今書いてみたら「ライバル社」はちょっとあざといかと思いました。
Original Article: http://blog.fuktommy.com/1174656894