「行くんじゃなかった」 を読んで、 第1回ジャパンブロガーカンファレンス に言ったときのことを思い出したので。 なんか場違いなところに来ちゃったなあと思ったんですけど、 今もあんまり変わってないのかな。 「「アルファブロガー・アワード2007」という内輪のイベント - Student magazine」 とか。
で、「インターネットは個人の思い付きが、ついうっかり影響力を持つということ。 : tokuriki.com」 とか読んでいろいろ考えたんですけど、 「ブログ界」って無数の小さなクラスタに分かれてるじゃないですか。 半径ワンクリック という言葉もあるくらいで。 こうなってくると、 Aさんにとっての「ブログ」ってのは自分の半径ワンクリック内で、 Bさんにとっての「ブログ」もそれと同様、 二人がブログについて語るとしても話が成り立たないんですよね。
「ブロガー○○さんを囲む会」みたいな企画、 あるいは「○○というサイトの常連のオフ会」みたいな企画であれば、 同じクラスタの人が集まるからコミュニケーションが成り立つんですけど、 「ブロガーが集まる会」という企画にしてしまうと、 各自のクラスタが違うのでうまくいかないんじゃないかと。 で、その中でも運営やコアメンバーが同じクラスタにいると、 なんだそのクラスタの内輪の集まりで、 俺は仲間外れじゃないか、ということになる。
というようなことなのかな、と思いました。
そういや@itkzが 下のようなことを言ってたけど、 それとは別の問題だと思うけど、念のためにまとめておきます。
- @amachang のカンファレンスでは俺も発表をする。会社に会議室も用意して貰ったが、何故そこまでしたかというと発表者が、例によってウェブ系だらけだったからだ。彼の人脈を考えれば仕方ないのだがあれじゃただの身内馴れ合いで、その身内と呼べる人間が多いから成立しているに過ぎない。
- ゲーム系の知り合いに話したら「全く興味が湧かない」と断言された。恐らく今後も参加することや、発表後の資料を見ることもないだろうと言われた。当然だ、お前等もゲーム系の情報なんぞ見ることがない、それと同じだ。俺が見てもただの身内で集まって身内で消化するだけのイベントにしか見えない。
- ウェブを使って様様な分野との接触が増えると言っている奴は半分本当のことを言っているしもう半分は、気付かないまま嘘を言っている。クラスタ間に接点の無い人間は山程いて、そいつらには触れることもできない。俺は組み込み系の知り合いが一人もいない。写真家の知り合いなんて内原以外にはいない。
- 場に人を集めるのならばその目的を明確にするべきだ。身内性が必須要件ならばそれも構わないが、自分を曝け出すことが目的ながら一部の分野の人間しか参加できないというのは損をしている。参加者は無自覚なまま外から見たら馴れ合いにしか見えないことは多々あって、間違いなく今回はそれに該当する。
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