福冨諭の福冨論

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つまらないもの

このあたりを読んで、なんとなく考えたことだったり、 数年前からなんとなく考えていることだったり。

「つまらないもの」を公開したとき、 「つまらない」とコメントのつく場と、単に無視される場があるし、 今はつまらないものを作っているけどいずれ腕を上げたい人と、 つまらなくてもそれでいいと思ってる人がいる、というようなこと。 Twitterに書いたらこんな感じ。

  1. なにかを公開したときに「つまらん」と言われるかただ無視されるかの場の違いって何だろう。
  2. 「つまらん」と言われる方がマシだと思う。つまらん、と言われるだけの価値があるというか。
  3. 閲覧者の民度。

たとえばブログって、どんなにつまらないことを書いたとしても、 それだけでわざわざ「つまらない」ってコメントすることは ないような気がするんですよね。 こんなつまらない内容なのにホットエントリになってる、 となれば「つまらない」って書くかもしれませんけど、 単につまらないだけなら、そもそも読まれないだろうし。

ニコニコ動画でもコメントがつかないような動画もあれば 「つまらない」って書かれる動画もあるんだよなあ。 この場合、つまらないってのは「もっと修行しろ」の意味のような気もします。 MADとかだと修行してうまくなることを前提にしての「つまらない」で、 なんかよくわかんない動画とか、 オフ会やら講演会の記録だとかは評価のしようがないから、 興味がなければスルーされるとか。

そうか。 「つまらないもの」は 「腕が悪い→指摘」と「興味がない→スルー」に分けられるということかな。 あるいは「腕を上げたい」か「興味のある人だけ見てね」の差だと。

あー、なんか腑に落ちたような。 片方が上達しろという意味で「つまらない」と言って、 もう片方が「興味がないならスルーしろよ」と言うような状態って、 見たこともあれば経験したこともあるしね。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1197723082