福冨諭の福冨論

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床に座ったり立ったりする話

高柳さんが稽古会で見せてた座ったり立ったりする動きをもとにいろいろ試している。床から立つとなるとけっこうしんどいが、体重を左右の足で支えられれば驚くほど楽に立てる。実家も結婚してから住んでいる部屋も畳の生活なのだけど、30年以上立ったり座ったりしていても気付かないのだから格好悪い。

楽に立つためには体重を左右の足に(感覚的には)均等に割り振る必要があって、さらに前後のバランスとか、具体的に文章で表現するのは難しいが、とにかく立ちやすい状態というのがある。単に動作として考えると、立ちやすい状態を作るように座り込んで、そこから立つということになる。最初にこれができたときにはずいぶんびっくりした。

もうちょい実用を考えると、適当に座っている状態から、楽に立つことはできないか、ということになる。楽に立つための状態を考えると、いろいろ条件はあるにせよ、意識できるのは腰の角度で、「骨盤を立てる」とか表現してはいるけど、実際の関節がどうなっているのかはよくわからない。とにかくその姿勢に持っていければ楽に立てる。ところが座っている状態から腰を立てるのはけっこう難しい。

最終的には「カンタン古武術だっこで育児がグンとラクになる」の1項目の、寝ている状態から一旦足を上げてから立つ方法が参考になった。足を上げてもなかなかいい感じで立てなかったのだが、足を上げるのを利用して腰を立ててしまえば楽に立てる。同じように、座っている状態からも足を上げて腰を立てることで楽に立てる。

それで今取り組んでいるのは、座卓があったりして充分に動くスペースがないときに、楽に立ったり座ったりする方法。なかなか難しい。