福冨諭の福冨論

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100対1というのは定性な話なのか、定量的な話なのか

spamhaus.orgをはじめとするIPアドレスベースのブラックリスト(RBL)を使ってはいけない」に 100のスパムを駆逐するために、1の正常なメールを届かなくするようなことがあってはならないとあって、 「すべてのメッセージは受け取るべき論」では割と否定的に捉えられているみたいなんですけど、 これって定性な話なのか、定量的な話なのかどっちなんですかね。 定性的な話というのは「1000000000000000000000000のスパムを駆逐するために、1の正常な〜」と言い換えてもいいということです。 定量的は話というのは「100対1なら駄目、10000対1なら可」みたいな話。

僕の場合はスパムは毎日150通くらい来ていて、 たぶん時間が経つにつれて増えていくと思います。 これに対して正常なメールは5〜15通/日くらいでしょうか。 だから「10のスパムを駆逐するために、1の正常なメールを届かなくする」では困ります。 10倍の「100のスパムを駆逐するために〜」でもちょっと不安かな、と。 だから100のスパムを駆逐するために、1の正常なメールを届かなくするようなことがあってはならないというのは 別に変なことを言ってるとは思えないんですけど、どうなんでしょう。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1162908173