杖術クラスで何々の原理って名前がついてたのがあったなあと思い出した。 甲野先生風に何々の術理というのが気恥ずかしくて微妙にズラしたんじゃないかと思うが。
扇風機の原理
体の正面で杖を回すのと体の方向を変えるのを組み合わせることができるよ、という原理。 原理という名前が微妙に合ってないところがあって、 杖の型は全部の動作が体の正面で杖を回しつつ体の方向を変えるのかと思ってたんだけど、それは誤解。 この組み合わせを使うべき場面で使うというだけのこと。
合気道でも手を体の前で上下させつつ体の方向を変える動作が出てくるので意外に共通点はあった。
缶コーヒーの原理
これは当時何々の原理という名前で習ったのか、自分で整理するために名前をつけたのかはあやふや。 手に空き缶を持っていて、その中にもしコーヒーがワープしてきたらバランスを崩してしまうだろう、 予測できない迅速な動き(用語で気配のない動きと言った)は力そのものは小さくても大きな効果があるのだ、という意味らしい。
それはそうだろうけど、どうすれば予測できない迅速な動きができるようになるかという指針にはならないよね…
逆さ箒の原理
これは当時は名前がついてなかったはずで、整理のために最近ネーミングした。 箒を逆さにして掌に乗せてバランスを取るようにして体のバランスを取るのだ、という程度の説明しか受けなかった記憶。
たぶんこういうことだと思うのだが、 立っているときには体は真っ直ぐになっているし、 歩くときには前にちょっと傾いているといった主に上半身のバランスのことをまず指している。 そしてちょっと傾いたバランスを戻すときに、上半身を引き戻してもいいのだけど、 ここでは足を動かして(あるいは膝を曲げるなどして)上半身の真下に腰を移動させてバランスを取ることを言っている、と思う。
普通に立っているときでも微妙にバランスが崩れているから調整し続けなければ、ということはとりあえずは指していないと思う。 初心者がそんなことを言われたら何もできなくなってしまうし、できるようになった人だってわざとバランスを崩す場面はあるはず。
例えば歩いているときは前にちょっと傾いているから楽に速度が出せるけど、 方向転換をするとか左右に一歩避けるとかになるとちょっとやりづらいので、 大急ぎで腰を前に出して直立に近い状態を作ってやることで楽にコントロールできる気がする。
