福冨諭の福冨論

RSSリーダーではこちらをどうぞ→https://feeds.feedburner.com/fuktommy

骨格で支える立ち方と履物による姿勢の変化について

立ち方について、骨格で支えるというのが少しわかってきた。先日の記事ではナイハンチの稽古をするのに、割と腰の位置を上下するようにしてて、この記事には書かなかったけど、最終的には腰の位置はあまり上下しない方がいいだろうなあとは思っていた。確か足を上げて降ろすときの腰は骨盤あたりの感覚から気付いたのだけど、主に腰・骨盤・股関節あたりを動かすことで、脚の負担が軽くなるようなところに持っていくことが、骨格で支えること(下半身編)なのではないかと思った。うまくバランスを取ると、膝に負担がかかる感じでもなく、極端に膝を抜くとか、抜いた分を戻すとかの動きをしなくても、型の稽古ができる。

一方、歩き出しについても気付いたことがあった。以前から歩き出しには違和感があったが、エレベーターが開くのに合わせて動き出すとか、スーパーのレジで待っていて、順番が来たら進むとか、そういう外出してての状況であり、いわば実践的な状況で、心理的なものが原因なのかと思っていた。一連の動きをよく観察してみると、歩き出す瞬間になってから違和感が発生するのではなく、立っている時点で既に違和感がある。いろいろ探ってみると、サンダルの踵の部分が厚くできていることが原因だとわかった。ハイヒールのような極端なものではなくても、踵と爪先で高さが違うので、裸足のときとは異なっていて、爪先側に体重がかかっている。体全体としてみると、おそらくやや前傾しているのではないだろうか。

そこで踵側にも体重を分散させる必要があると思った。極端な姿勢としては、へっぴり腰のような感じになることで、上半身はやや前傾するものの、腰の位置を後に持ってくることでバランスが取れた。いろいろやっているうちに違和感が消えてきて、自分としてもどういう姿勢でバランスを取っているのか意識できなくなっているが、原理的には靴底の高さによってバランスの取り方を変えなければならないということである。この姿勢の取り方には、骨格で支えるための腰や股関節の調整が使われているようだ。

歩き出しについては、裸足のときに気付いたことを外出時に利用しようとして失敗するとか、サンダルを履いているときに気付いたことを裸足に利用して失敗するなどして、うまくいかないことが起きていたようだ。それぞれに合わせて姿勢を調整するというのが1つ入ったことで、よりスムーズになるはず。

脚足の使い方としては、体を支える動きと、膝を抜いて前に進める動きを同時に行うということで、今までは膝を抜くということに注目しすぎてしまい、すると一旦体を支ええる動きがなくなってしまうことに違和感があったということでもある。これも、履物によって姿勢が変わるという気付きと、相互に関係している。