恐れがあります
か。
外出すると交通事故に遭う恐れがあります、
のようなもので、反論のしようがないなあ。
- 「“中継”だけでも著作権侵害の恐れ」!)!)JNSAがファイル交換ソフトのガイドライン“叩き台”を公開
- P2Pファイル交換安全利用ガイドライン (PDF)
- P2Pファイル交換安全利用ガイドライン@K’s Diary @ hatena 経由
中継をするのは「ファイル共有ソフト」で、 ガイドラインが対象にしている「ファイル交換ソフト」じゃないぞ。 うーん、これも屁理屈だなあ。
公開と中継を比較すると、公開の方が違法である恐れが強い。 ところが文面では、公開も中継も「恐れがある」という表現をしている。 中継が公開と同じくらい危険なものであるという印象を与え、 ユーザを混乱させるものである。 ・・・で、どうだ!?
中継はインターネットの基本的なパラダイムである。 P2Pで中継を控えろというのならば、電子メールやプロキシ、 ルーティングなども自粛しなければならず、インターネットが成り立たない。 それなのに中継を「著作物の無断での公開」と同列に並べるのは、 ユーザの誤解を招き、情報技術の発展を阻害するものである。
と書いて、あとでメールしよう。→メールしました。
わかりやすいツッコミ。 技術的にも法律的にも怪しいとのこと:
NAVERの日本人社員がおイタ / ネット週報8月第4週より:
募集しているのは「NPO 日本ネットワ−クセキュリティ協会」で、 会員にはIBMとかNTTデータとか、システム屋さん系が多くて、 パッケージソフト・ゲーム屋やレコードレーベルなんかは入ってませんよ。と。
確かにそうだ (会員企業一覧・当時)。 それなのになんで「外出すると交通事故の恐れがあります」レベルの警告を出すのだろう。 グリッドコンピューティングなどと称した合法なP2Pを開発してビジネスに繋げるには、 違法な使い方もできるWinnyなどを叩いておく必要がある、ということかしらん。