「人の進路にアドバイスをしたら怒られた。 - IHARA Note」の感想として。
先生はできれば博士課程に進学してほしいらしく、 また、 その修士一年は博士課程に対してほとんど情報を持っていないということである。 つまり、その修士一年にとっては、数ヶ月前の段階ですら、 「博士後期に進む=死亡フラグ」ではなかったということである。
これは面白い理屈というか、言葉の使い方ですね。 本人が知覚しなければフラグは立たないというのは、初めて知る使い方です。 「2ちゃんねるレスブック:今思えばフラグだったこと 1」 というスレもあるくらいだし、 本人が気がついてなくても死亡フラグなんじゃね、とか、 いやいや、あとから思い返すことでフラグになるんじゃね、とか、 哲学的なことを考えてしまいますが、それはまあいいや。
僕も博士課程には進みましたが、どう考えても卒業の見込みがないので、 留年の道は選ばず3年でリタイヤしました。 考えてみると学部のときも修士課程のときも、 博士号を取るのが難しいことだとか、 取ったとしても就職に結びつかないことだとか、 そもそもどういう手順を踏むと学位が取れるのかとかも 全然知らなかったし、興味もなかったんですよね。 周りに止める人の1人くらいいなかったのかなあ。
サンプルが少ないですが、 僕の周りでは博士課程に進んで(卒業できたかに関わらず) 就職が3年間遅れたとしても、ほぼ例外なく就職できてますね。 例外の人は研究職を目指しているので、 タイミングをみたりして、3月卒業即4月就職、とはいかないらしい。 ほとんどが情報系で、IT業界が人手不足だからなのかも。
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