福冨諭の福冨論

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Tropyって結局流行らなかったなあ

web2.0デバイドその1 - ウェブリテラシー格差より:

結城さんがTropyを生み出したのもこの格差を繋ぐパイプになり得たはずなのに geekだけがはしゃぎすぎて高次的なモノへと昇華してしまった感がある、 とちょっと思ったりもする。 (というかそもそもgeek周辺でしか話題になってないし、 RSSリーダでAlphaGeekのブログなど読んでいる人しかそれ自体知らない希ガス) 一般的に考えればちょっと変わったBBS、 面白いCGIという認識でスクリプトを設置するユーザーもいたかもしれない。

改めて考えてみるとTropyは 短期間に多数のクローン (例: FukTropy) を生んだだけで、普及はしなかったような。 まあWikiだって普及してないぞ、という話もあるくらいなんですが (参照: Wikiが流行らない理由)、 Tropyは特に作る側(geek?)と使う側(一般的なユーザ)の温度差が激しかったです。

Tropyがなぜ普及しないのか、という疑問もありますが、 すでに普及したもの、 例えばブログはどのような過程で普及したのかがまず知りたいです (ブログも最初はgeekの玩具だったと思うんですけど)。 その過程がわかればTropyブームとの比較もできるかと。