福冨諭の福冨論

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雪掻きその2

前回雪掻きしたときは拳を握るときに使う前腕の筋肉がひどい筋肉痛になってたので、もうちょっと工夫してみました。ここが筋肉痛になってるということは、スコップの柄を固く握ってるとうことです。だったら逆に柄を握らないようにすればよいということになります。いくつかパターンはあるはずですが、単純に考えると手の平に乗せればよいということになります。左手の方がやりやすかったので、その動きを観察して右手で再現することにしました。

実際にどう考えていたのかはあまり覚えてないのですが、結論からいうと、手の小指の付け根のところに柄を乗せるのが基準になります。やってみるとなかなか難しく、指の方に重さが乗ってしまうかと思います。付け根に重さを乗せるには、十分に手首を返す必要があります。杖術の「下段抜き」で右手を巻き込むのに似ている感じもします。その延長として肩を落とし、脇を締める必要があります。金曜の夜に気付いたのはここまで。

そのあと家に帰ってからさらに検討してみると、左手でやっているときは、脚を曲げることによって腰を傾けて、十分に左手の位置が下がるようにしていることがわかりました。それでこれを右手でも行うようにしました。土曜の午前中は雨も降って雪が重くなったわけですが、このようにして小指の付け根に重さを乗せるようにしてみました。

標語的にいえば、指の仕事を身体全体に分散したとも言えるのですが、それは全体が見えてきてからの表現であって、考えているときの言葉としては、全身のバランスが悪いのを握力で補っているというのが実感です。

ただし手首には負担がかかるようで、原理的には肘に仕事を分担させられるはずですが、さすがに疲れてきたのと、雪もだいたい片付いたので、今回はここまでとなりました。疲れてくると、全身を連動させる動きも無意識的に面倒になるのか、やはり握力に頼るところが増えます。

1日経ってみると右の拳を握るときの前腕の筋肉痛が、前回ほどではないですが、全身の中でも特に強かったです。それから左右の手首を曲げるときの筋肉もやや痛く、左の肩と、背中が全体的に筋肉痛というか、そんなに痛くはないので疲労したという感じでしょうか。前回よりは改善したかと思います。腰痛や手指の痺れもまだ出てません。

疲れにくい雪かきのコツという動画をみて、思い出したので記事を書きました。