引くし、引かない、引くのは間違いだし、引かないのも間違い。というと達人気取りでもったいぶったことを言ってるようだけど、杖術のある動きについての自分なりの解釈です。
体の向きを変えると手の位置が変わるわけで、それを利用して手を引く。逆に言うと手を引くと言ってすぐに連想するように、腕を動かして手を引くわけではない。これは動きの客観的説明ということでもある。
一応納得したのでやってみようとする。手を引くのだなと思ってやると、腕を動かして手を引く動きになってしまう。逆に手を引かないのだなと思ってやると、体の向きが変わることでの手の移動を計算に入れずに動いてしまう。これは動きの主観的な説明ともいえる。
じゃあどうするかというと、いろいろ体が納得するまで検討しつつ試すことになるのだろう。